なぜ勉強するか

なぜ勉強する?無知は損で高リスク&行動力を得て幸せになるため!

なぜ勉強する?無知は損で高リスク&行動力を得て幸せになるため!
ばつエモン
ばつエモン

んーーーー

どうした?

まる博士
まる博士
ばつエモン
ばつエモン

何かしら勉強したほうがいいとは思うんですが、どうしてもやる気が出ないんです。

それは勉強する意味をしっかりと理解していないからじゃないかな。

この記事では勉強する意味について解説していきます。

まる博士
まる博士

【結論】勉強する意味とは?

勉強する意味は何なのでしょうか?

結論からお伝えすると

  1. 高リスクで損する無知な状態を回避するため
  2. 行動力を得て、幸せになるため

の2つとなります。

そもそも勉強とは?

勉強とは、楽しく幸福に生きることにつながること

まる博士
まる博士

勉強する意味を解説する前に、確認しておきたいけど、そもそも勉強とは何だと思う?

どういう時にどうやって勉強する?

資格とかの試験の受験前に参考書を読んだり、過去問を解いたりします。

ばつエモン
ばつエモン
まる博士
まる博士

確かにそれも勉強なんだけど、限られた人生の時間の中で、成長/変化し、楽しく幸福に生きることにつながることは全て勉強だよ。

逆にそうでないことは勉強とは言えないと思ってもらって構わないよ。

そして勉強の方法は手段でしかないから何でもいいんだよ。

何が楽しいかやどんなことに幸福を感じるかは人それぞれじゃないですか?

ばつエモン
ばつエモン
まる博士
まる博士

そうだよ。だから、何が勉強なのかは人によります。

例えば、料理に楽しさや幸福を感じる人にとっては料理自体や関係する情報収集が勉強になります。

本を読んでもいいし、Youtubeを見てもいいし、人に教えてもらっていいし、お店に行って調理している様子を見てもいいし、勉強の方法は色々です。

料理に興味がなく楽しいと感じない人でも、節約のために、安くできる料理を調べて作ってたりしますね。

料理に楽しさや幸福を感じてないので勉強しているわけではないということですか?

ばつエモン
ばつエモン
まる博士
まる博士

自炊して節約して、自分のお金を他のことに優先的に使うことで、楽しく幸福に生きることにつながっているのであれば勉強していると言えますね。

直接的だけでなく間接的にでも楽しく幸福に生きることつながれば勉強なのか!

ばつエモン
ばつエモン

勉強とは、楽しく幸福に生きていける確率を上げるもの

ばつエモン
ばつエモン

勉強すると楽しく幸福に生きれることにつながるのはなんとなく分かるんですが、別に勉強しなくても楽しく幸福に生きれると思うんですよね。

確かに何も勉強しなくても楽しく幸福生きている人もいるかもね。

でも、そのような人がいるからといって自分も必ず同じようになれるとは限らないから、勉強して楽しく幸福に生きていける確率を上げる必要があります。

まる博士
まる博士
ばつエモン
ばつエモン

「確率を上げる」ってことは勉強すれば「必ず」楽しく幸福に生きれるわけではないってことですかね。

そうね、「必ず」ではないね。

それでも、自分の人生を他人、環境や運任せにしないで、それらの影響度合いを少しでも減らして、充実した人生にするために勉強しないといけないです。

まる博士
まる博士
ばつエモン
ばつエモン

勉強したら確率が上がるのは分かったんですが、勉強してもすぐに変化を感じられず、辛くていつの間にか止めてしまうんですよね。

そんな時は勉強する方法を見直してみてください。

例えば、本を読むのが辛いなら、Youtubeの本の要約動画があります。

あとは、知識を頭に入れるだけでなく、実際に活用してみると面白くなることがあります。

方法を変えてもだめなら、勉強する内容の見直しをして、勉強自体は何かしら継続しましょう。

それでも辛い人は次の言葉を覚えてください。

まる博士
まる博士

何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。

羽生善治

勉強すると楽&幸福、勉強しないと辛い&不幸

ばつエモン
ばつエモン

そうはいっても、勉強って辛いんですよね。継続できる気がしないです。

勉強しないで楽な思いがしたいです。

逆かな。

勉強したら楽になって、勉強しないと辛くなるよ。

そして勉強が幸福につながります。

どうしたらそう思えるのか解説します。

まる博士
まる博士

無知は損&高リスク

勉強せずに知識がないと損していることに気が付けなかったり、気が付くことが遅れます。

気が付いた時には辛く不幸な状況となります。

例えば、宝くじなどのギャンブルは確率的、消費者金融やリボ払いは金利的に提供側が儲かり、消費者が損をする仕組みとなっています。

これらは比較的分かりやすいため、他のサイトなどでも「無知は損」という話題で具体例として上がっていると思います。

しかし、あなたはこういったよく例に上がる内容以外で「無知は損」というテーマで話せることはどのくらいありますか?

これからいくつか具体例をご紹介します。

悪質商法

詐欺師や悪い商売人が具体的にどのようなことを行っているか、種類や内容をどのくらい答えられますか?

すぐに思いつかない人は警視庁のサイトの悪質商法に関するページ国民生活センターの相談事例を読んで勉強してみてください。

手口について把握しておくことで、怖い/辛い思いを避けられます。

一生懸命働いて手に入れた大切なお金も守れます。

お得そうな賃貸契約で大損

①敷金・礼金なしで損する

部屋を借りるときに同じような2つの物件で、片方のみ「敷金・礼金なし」とある時にどのような印象を受けますでしょうか?

同じような物件なら迷わず「敷金・礼金なし」にしますか?

私の場合は、なぜ「敷金・礼金なし」なのかを不動産会社に確認するとともに、内見だけでなく、物件の周囲の建物や人通りなどを昼と夜の両方で確認、事故物件でないかの調査、契約書の内容で問題がある記載がないか確認します。

その結果、懸念されることやなぜ「敷金・礼金なし」の理由が分かれば契約するかもしれません。

もしも理由が分からなければ、世の中の相場と合わないものはとても怖いため、自分が見えていないリスクがあるのでは?と契約を躊躇します。

また、敷金がゼロの場合は、退去時に経年劣化による現状復旧費用を借主が別途支払う契約になることがあります。

経年劣化による現状復旧費用は厚生労働省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」上は貸主が支払うものです。

契約書で貸主ではなく借主に支払うようにすることで、契約書の内容が優先され、結果的に借主の負担が大きくなります。

(ガイドラインは過去の裁判の判例などをもとに作成されていますが、ガイドラインからズレている内容であっても、合法的に契約書の内容が優先されることがあります)

また、通常の敷金は、経年劣化ではなく、借主の過失で物件に損害を与えた部分の復旧費用を差し引いて借主に返還されるものです。

経年劣化のみであれば敷金全額が返還されます。

このため、敷金がある物件よりも、敷金がゼロの物件の方が、最終的に損することがあります。

②無駄な初期費用で損する

例えば、初期費用に「室内消毒・消臭作業代:2万円」などとあった場合に、そのまま支払いますか?

私は不動産会社に室内消毒作業をしなくていいと伝えて、初期費用を削減する交渉を行います。

現状復旧において、経年劣化は貸主、前の借主の過失の場合は前の借主が行うものです。

新しい借主である自分が室内の消毒・消臭をする必要性がありません。

室内消毒・消臭をしないと住める状態でないのであれば現状復旧されていない物件ということになります。

そして、室内消毒・消臭ですが、数百円から千円程度の消臭スプレーを素人が少し撒いて終わりといった程度で金額に見合った作業が行われません。

これは札幌のアパマンショップの店舗での爆発事件で話題にもなりました(日本経済新聞)。

この事件は、不動産会社の店舗で室内消臭のスプレーが大量にあり、ガス抜きをしているときに爆発したというものです。

なぜ大量にあったかというと、室内消臭の費用を顧客からもらっておきながら実際には行っていなかったためでした。

他の不動産会社ではこのようなことはないのかもしれませんが、この作業があってもなくてもあまり変わらないということですし、この費用は払うのは損です。

室内消毒・消臭作業代に関しては例の一つですので、初期費用の中に他にも不要なものが紛れていることがあります。

しかし、勉強していなければ無駄な初期費用に気が付くのは難しいです。

不用品回収業者の怖さ

粗大ごみはどのように処分していますか?

たくさんの不用品をためこんでしまったり、洗濯機や冷蔵庫などの大型家電や大型の机やタンスなどは自分で室外に持ち出すのが困難だったり、といった理由で自治体での安価な回収を諦め、引っ越しの際にまとめて不用品回収業者経由で処分することもあるのではないでしょうか?

不用品の量や業者によりますが、一般的な一人暮らしの1Kの部屋に入っている家電や家具などを全て処分する場合で、3~5万円程度となります。

これに対し、無知な人から数十万円を請求する業者がいます。

引き取り依頼を取り下げようとすると、キャンセルできないなどと嘘をついたりします。

相場情報に関してはインターネット上の記事やYoutube等で見つかりますが、引っ越しの時間がない中で相場が分からず損することがありますので、相場の勉強と安全そうな業者の選定は、余裕があるときに行っておきたいです。

なお、街中を軽トラで走りながら無料の不用品回収を呼び掛けている業者がいますが、難癖をつけて最終的に高額を要求してくることがあり、とても危険です。

情報収集しないことでギャンブル的行動となる(時間とお金の損、高リスク)

情報収集の価値は非常に大きいです。

過去の多くの人たちの行動とその結果の情報を参考にすると、自分の行動の成功率を高め、私たちの大切な人生の時間やお金を節約することができます。

参考にする行動は、有名人だけでなく一般人の日常生活での行動も含みます。

これから具体例についていくつかご紹介します。

①飲食店情報

例えば、よほど食事に興味がない人やお金や時間に余裕がある人を除けば、ご飯を食べに行くときに、食べログ等の飲食店情報サイトで情報収集がもたらす効果は絶大です。

食べログには飲食店自体の情報だけでなく、過去に多くの人たちが飲食店を訪れた時の行動の結果が集約されています。

お店の場所、営業時間/定休日、メニュー、料理や店内外の写真、口コミでの料理を食べた感想をもとに、自分の来店目的に合うかどうか事前に確認することが可能です。

単に美味しいものが良ければ点数を重視してみるのもいいし、味だけでなく、店内の雰囲気も重視したいのであれば、店内写真も確認できます。

同性が多い方が入店しやすいなどあれば、店内の写真でどのような人が来店しているのか、おおよその傾向が分かることもあります。

(顔にはモザイクがかかっていますが、服装等でおおよそ判断できます)

仮にこれらの情報がない中で飲食店をなんとなく訪れる場合は、自分の目的に合う場所かどうかはギャンブルになります。

このギャンブルではお金だけでなく自分の人生の時間を浪費する可能性があります。

ギャンブルにならないように他人が時間とお金をかけて入手した情報を事前に勉強すると効果的です。

②ECサイトでのランキングと口コミ

Amazonを利用している人も多いのではないかと思いますが、購入するときに販売ランキングや口コミを参照していますでしょうか?

特に口コミは良いものだけでなく悪い口コミも含めて確認すると、思っていたものと違ったということを防ぐことにつながります。

そして、口コミは商品自体だけでなく出荷元と販売元についても確認が必要です。

悪質な出荷元や販売元は商品が発送されなかったり、保存状態の悪い商品が発送されたり、個人情報を悪用されたりする可能性があります。

なお、販売元がよく分からない業者であっても出荷元がAmazonですとAmazonの倉庫からAmazonが発送するため比較的安全です。

お金の知識不足で時間の損失と必要以上の不安

①無駄な民間保険加入や国の制度理解不足による精神的苦痛と必要以上の労働&健康の喪失

例えば、生活保護、自己破産、失業保険、健康保険、高額療養費制度という言葉をどの程度説明できますか?

こういった国の制度を理解していないと、必要のない民間保険に入ってお金を無駄にしたり、貯金をしたりするために、必要以上にお金を稼ぐことになります。

必要以上のお金を稼ぐために辛いことを我慢しながら、本来不要な労働で健康が失われることもあります。

人生の中でお金を稼ぐことだけ行えれば幸せという人以外は、お金以外に人生の時間を使いたいところです。

②「投資」という言葉へのアレルギーによるインフレ対応力低下

「投資」と聞くと怖くて一切関わってはいけないものと認識している人がいます。

確かに、投資関連の詐欺はありますし、詐欺にならないように法律的には問題ないものの、顧客からお金を奪い取ることが目的の金融商品があるのは事実です。

しかし、現在の金利を踏まえれば貯金だけ行っていてもお金は増えず、インフレによって実質的な資産価値が低下してくことを踏まえれば、なんとなく投資は怖いと避けていられる状況ではありません。

投資関連でどのような詐欺や損失が出る可能性があるのかリスクを勉強しつつ、行動していかないといけません。

投資初心者は、NISAやiDeCoといった国の投資関連の制度の勉強から行うことをお勧めします。

投資関連の情報には偽情報もありますので、まずは比較的情報を信頼できる国や実在する証券会社のサイト/Youtube、名作と評価されているお金関係の本などを使って勉強してみるといいと思います。

③お金をたくさん稼がないと幸せになれないという思い込み

稼ぐ必要がある金額は、どのように生きてい行きたいかによります。

タワマンに住みたいとか、海外旅行に頻繁に行って高級ホテルに宿泊したいとか、プライベートジェットを所有したいとか、そういったことが行いたいのであれば、たくさん稼がないといけませんが、本当に行いたいですか?

本当に行いたいのであれば、ひたすらお金を稼ぐことに注力してもいいとは思います。

しかし、そうではないのであれば、自分はどんな人生にしたくて、そのために最低いくらあればいいのかを計算していくことが必要です。

例えば、人生が終わる日まで美味しいものを食べるという目標があったとします。

仕事を失い、資産もゼロになり、生活保護で暮らすことになった場合、この目標はかなわなくなるのでしょうか?

生活保護費用は住む場所にもよりますが、一人暮らしで10万円~13万円程度です。

仮に生活保護費用が10万円の場合、住居費4万円、光熱費及び通信費が1.5万円、その他1.5万円とすると3万円程度は食費に回すことが可能です。

普段は自炊を行いながら節約をして、たまに外食ということは不可能ではありません。

食べログなどで飲食店情報を調べてみてほしいのですが、パン、うどん、ラーメン、お好み焼き、中華などは点数が4.0近いお店でも千円未満で食事ができることがあります。

また、スーパー、魚屋、肉屋や八百屋によっては、飲食店で食べると数千円以上はするような高品質の寿司・刺身、お肉や果物などが、そもそも割安なうえに、タイムセールでさらに安くなり、千円未満など安価に購入できることがあります。

このように、美味しいものを安価に食べることは可能であり、たくさんのお金が稼げないといけないわけではありません。

お金よりも、お金をかけずに美味しいものを食べるための知識、食費確保のための他の生活費用をできる限り抑えるための知識や年老いても美味しいものを食べることができる心身の健康の方が重要です。

知識習得のための勉強自体もYoutube等の利用で無料で勉強でき、技術も習得可能な時代となっています。

安い&美味しい飲食で不健康に

安くて美味しいからと言って糖質や脂質の多い飲食を続けることはリスクであることは多くの人が認識していると思います。

食生活の乱れや食事にお金を優先的に回さないことによって病気になれば、治療費がかかり最終的にお金が多くかかります。

糖質や脂質たっぷりのファーストフードやお酒など体に悪く中毒性のあるものは当たり前ですが、一見健康によさそうな煮物なども砂糖がたっぷり使われているなどリスクが高いです。

このようなことが分かっていても誘惑に負けてしまう理由には、危機感の弱さがあると考えています。

実際に病気になったときにどのような食生活になるのか具体的な事例を勉強することで、自分事としてとらえることができます。

評論や自分の正義に囚われ、自分も他人も不幸に

関りのない人を相手にしたり、求められていなかったりするにもかかわらず、他人の言動に対して評論を行ったり、自分の正義を押し付けたり、難癖をつける人がいます。

ひどいときは悪質なクレーマーとなったり、暴力や誹謗中傷を繰り返す状態になります。

精神疾患の可能性もありますが、病名が付かないにしても近い状態になっていることがあります。

脳科学的には年齢とともに脳が感情を制御できなくなったり、保守的になったりする傾向にありますので、ある程度は仕方ない部分もありますが、何歳になっても勉強を続けて視野を広げていくことが必要となります。

人生の時間が限られている中での、リスクをとならいリスクの怖さ

あなたの時間は限られている。 だから他人の人生を生きたりして、 無駄に過ごしてはいけない

スティーブ・ジョブズ(Apple)

最大のリスクは、一切のリスクをとらないこと。 非常に変化の早い世界で、唯一失敗が保証されている戦略はリスクをとらないことだ。

マーク・ザッカーバーグ(Facebook)

人生の時間は限られていますので、時間を無駄にしている余裕はありません。

何もしなければリスクがないと勘違いしている人がいますが、何もしないということは時間を浪費し、失った若さに代わるものを手に入れられなかったということです。

都合のいいように解釈する怖さ

例えば、「人はいつからでも変われる、年齢は関係ない」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないかと思います。

この言葉は今まで変わりたいと思いながら行動できず、変われなかったとしてもまだ間に合う可能性がゼロではないので行動していこうという意味が込められています。

しかし、いつからでも変われるなら、すぐにではなく、時間や気持ちに余裕ができたら、環境が良くなったら行動すればいいんだと解釈して動かない人がいます。

この人の論理で行くと、極端に言えば人生が終わる1秒前からでもなりたい自分に変われると解釈することもできますが、さすがにそれはないです。

人生の時間は限られています、また、今この瞬間に自分の命が消えてなくなるかもしれません。

このため、今すぐに行えば変われる可能性が僅かに高まるが、明日以降だとさらに下がるので、今すぐ行動しないといけないと解釈しないと危険です。

「無知&行動不能の負のループ」から「勉強&行動可能の正のループ」へ

これまで無知は損で高リスクである具体例を説明してきましたが、高リスクであることが分かれば分かるほど、全く知識がないことを行う場合、多くの人は立ち向かっていくことが怖いと思います。

心理学的には現状維持バイアスという、現状からの変化を避けようとする心理も働きます。

このような状況では行動力の低下は避けられません。

かといって、行動しないと何を勉強したらいいかが見えないこともあり、無知から抜け出せません。

こうして行動しないことと無知な状態の負のループに陥ります。

では、どうしたらいいのでしょうか?

結論としては

初心者向けの基本の勉強⇒少し行動⇒無知を認識⇒追加で勉強⇒無知を認識⇒・・・

といった形で、勉強と行動を繰り返すことが必要です。

これについて解説する前に一つ質問です。

あなたは次の言葉をご存じでしょうか?

もし8時間、木を切る時間を与えられたら、私はそのうち6時間を斧を研ぐのに使うだろう。

リンカーン

何かを成し遂げたいとき最初に行うべきことは準備作業であることが多いです。

思いつきの場合、成功につながりにくい行動となってしまうかもしれません。

偶然うまくいくかもしれませんが、ギャンブルです。

もちろん目の前で人が怪我をしているといった状況では、救急車を呼ぶなどすぐに行動しないといけない時はあります。

そのような人命や健康に関わる状況でないのであれば、まずは準備作業を検討しましょう。

(人命救助や災害時の対応などすぐに行動が求められる内容については、事前に勉強しておきましょう。)

そして、準備作業の最初は、初心者向けの基本の勉強です。

過去に他の人たちがどう行動してどのような結果になったのか、成功と失敗の要因は何かの情報収集や勉強ののちに、「最初」の行動内容を決めて実行します。

「最初」の行動は勉強したことを使って、おおよその内容を経験できたらいったん行動を中断します。

その後、情報収集や勉強を再度行い、2回目の行動内容を決めます。

達成したいことに近づけるために必要であれば行動内容を変えます。

こうすると

初心者向けの基本の勉強⇒少し行動⇒無知を認識⇒追加で勉強⇒無知を認識⇒・・・

という形で、勉強と行動の正のループとなります。

例えば、高校受験、大学受験や資格試験の受験を行ったことがある人は、いきなり、本番で出題される応用問題を解くのではなく、以下の流れで行ってきたのではないでしょうか?

基本事項の学習⇒問題演習⇒解けない問題を認識⇒追加で勉強⇒問題演習⇒・・・

他のサイト、本、(怪しい)セミナーなどでは、すぐに成功できそうな感じの方法が示されるかもしてませんが、そのような方法はないと思ってください。

宝くじで1等が当たるようなことは、現実にはほぼ起きません。

聞こえが悪いし辛いかもしれませんが、地道に勉強と行動を繰り返していくことが必要です。

逆に1回で成功できると思ってなければ、最初の行動で多少躓いても続けられます。

勉強/知識と行動の組み合わせが成長/変化となり、幸福につながる

とても辛いことですが、勉強を行って手に入れた知識をもとに行動しても成功できるかは分かりません。

しかし、知識と行動によって手に入れた経験は残ります。

つまり、過去の自分と比較した際に状態が変化しています。

これは成長したとも言えます。

変化や成長を感じて生きていくことによって、充実感を感じていくことは可能です。

そして、最終的には成功できるかもしれないという、希望を持てます。

仮に成功できなくても充実感はありますので、幸福に近づけます。

まとめると、

(勉強 or 知識)×行動=(成長 or 変化)⇒幸福

となります。

知識だけ、行動だけは危険

①知識だけの評論家は危険

自身の薄っぺらい知識や自分の中での絶対的な正義の狭い観点による評論によって、行動する人を精神的に追い込むことがあります。

例えば、「仕事だけに専念する」生き方の人に対して、「真面目だね、人生を仕事だけにささげるものじゃないよ、遊ばないと(笑)。あと、恋人作らないと親が心配するから仕事だけは良くないよ!」という発言をする人過去にがいました。

「人生には遊びが必要」的な言葉をどこかで覚えて披露したかったのかもしれませんが、この言葉は人生が仕事だけで辛くて仕方ない人に対して刺さる言葉です。

「仕事だけに専念する」生き方の人は、仕事が楽しすぎて仕事に熱中して幸福を感じているかもしれません。

また、この人の親も自分の子供の人生が仕事だけとなっても、幸福を感じて生きてくれればそれでよいと考えているかもしれません。

つまり、状況や相手の価値観などを正確に把握しないと、一見聞こえがいい言葉は見当違いとなります。

このような聞こえがいい言葉を収集しているだけの評論家による見当違いの発言で、他人を追い込むこと自体が危険ですが、このような人が行動したとしても見当違いの行動になる確率が高まります。

行動しながら知識を活用していく人であれば、知識がありとあらゆる場面で有効な絶対的なものではないこと、自分の理解度の低さに気が付きます。

なお、行動しない人については以下の記事もご参照ください。

名言~考えるだけで行動しない人は無能。成功どころか失敗すらできない。成長もない。~
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また、前述の例では人をバカにしたり、会話/コミュニケーションに問題のある人の例でもあります。

気になる方は以下の記事も読んでみてはいかがでしょうか?

真面目な人はバカでつまらない??真面目だけど賢くて面白い人を目指せ!!
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良い会話/コミュニケーションとは優しさ、聞く力と行動力のこと。評論家になるな!!
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②行動だけの無謀な人も危険

逆に「とにかく行動」がモットーで行動するものの、全く勉強しない人はどうでしょうか?

すでにご説明した多くの具体例からも分かるように世の中はリスクで溢れています。

行動はとても大切ですが、全く勉強しないと痛手を負う確率が高まりますので、勉強は必須です。

少し勉強するだけで回避できるリスクも多くあります。

それでもなぜ勉強や行動ができないのか

勉強や行動をしない時のリスクを理解してもしない人たちがとても多いです。

中には言い訳ばかりしている人もいますが、「言い訳」を「リスクを取りたくない」と言い換えられる場面も多いです。

例えば、

仕事が忙しくて勉強する時間が取れない

という、よくある言い訳は、

リスクを取って、上司からの仕事の依頼を断ったり、転職して別の仕事についたり、生活保護受給する覚悟で退職して無職になったりできない

と言い換えられます。

つまり、時間を確保するためにはリスクを取らないといけないが、取りたくないということです。

この場合、以下二つのリスクを天秤にかけています。

①勉強や行動をしない時のリスク

②勉強や行動をするための時間を確保する時のリスク

そして、①よりも②を優先してしまう傾向にあります。

この結果、何も変わっていかないのです。

心理学の現状維持バイアスがあるため、仕方ない部分はありますが、勇気をもって①のリスクと向き合わなければなりません。

大きな変化は難しいですので、最初はちょっとした変化を起こすことから行うしかありません。

なお、勉強の習慣化・継続については以下の記事で解説していますので、興味がありましたら読んでみてください。

社会人も勉強の習慣化・継続は可能 秘訣は生き方の定義と楽しむこと
社会人でも勉強の習慣化・継続は可能!秘訣は生き方の定義と楽しむこと

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具体的に何を勉強して行動するか

勉強と行動をしないリスクを理解し、言い訳もしないことを覚悟した後に待っているのは、具体的に何をするかということです。

元々興味があることがあれば、それを突き詰めるために勉強と行動をしたらいいですが、そのようなものがない場合には情報収集から始めます。

「何を勉強するか」というテーマでの情報収集になります。

本、ブログ、Youtube等で様々な人やジャンルの分野の情報収集を行い、少しでも興味がでたら勉強をしてみてください。

どんなものにもリスクがあると思い知りますが、勉強していく中で、リスクを抑えつつリターンが狙えるものもあると気が付きます。

例えば、以下のようなことです。

①投資

投資詐欺は怖いが、経済や金融について勉強しながら、少額で試していくなかで、リスクは比較的低めだが貯金よりはリターンが狙える資産運用が分かり、少しずつ自由なお金が増えていく

②コミュニケーション

人間関係で傷つくのは怖いが、人との接し方やコミュニケーションの勉強をしながら実践していくことで心許せる仲間が増えていく

③自炊

自炊は初期費用がかかるうえにめんどくさいが、勉強しながら少しずつ料理を覚えていくことで、気が付いたときには健康的な料理を安く作れるようになっていく

また、何か資格を取りたいな、と思っている方は以下の記事をご参照ください。

何の資格を取る?探し方と注意点 目的と有益度確認が重要
資格取得するなら何がいい?目的と有益度確認が重要!探し方と注意点を具体的に解説

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まとめ

この記事の最初に、勉強する意味は以下であることをお伝えしました。

  1. 高リスクで損する無知な状態を回避するため
  2. 行動力を得て、幸せになるため

ここまで読んでいただいた方はこの意味を理解いただけたのではないかと思います。

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